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【事例】交際していた男性に貸していた金銭(借用書無し)に加えて、慰謝料200万を回収

内容

依頼主

女性

相談前の状況

10年以上にわたって交際をしていた男性がおり,交際期間中は後から返してもらえるという約束で都度お金を貸していた。必ず返すんだから大丈夫と言われ、借用書は作っていなかった。数百万円は貸していたと思うとのこと。
また,男性からはお金を借りる際に依頼者と結婚を示唆するような発言がなされていたにもかかわらず,交際期間中に別の女性と結婚したことが判明した。
男性とは別れたが,別れた後に金銭の返還等を求めても対応してもらえなかった。

相談後の状況

現在の相談者の居住所が不明であったものの,過去の住所から追跡をしていき判明しました。また,調査の結果,実際に男性が依頼者と交際中の期間に別の女性と結婚していたこともわかりました。
そこで,男性に対して金銭の返還を求めるとともに,慰謝料として200万円を請求しました。

結果

男性と交渉した結果,貸金全額及び慰謝料200万円を分割で支払う内容で合意が成立しました。
この事案では借用書が残っていなかったものの,依頼者の方が男性に貸し付けた日にちや金銭を都度メモにとっており,その金額が預貯金通帳の引出し金額とも合致していたことから,相手方に請求する貸金の総額を判断することができました。

離婚や男女のトラブルでは,相手方を信用してしまっており,手元に証拠がない,あるいは少ない場合も多いです。

しかしながら,自分がとったメモ等も証拠として考えられる場合があるため,こまめに日記やメモを残しておくことも重要です。

最初から諦めてしまうのではなく,まずは自分の手持ちの証拠として何があるかの確認をすることが重要です。

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